イサムノグチ

イサム•ノグチについて

先日のイサム•ノグチの展覧会を見に行ってから、彼のことについて気になったので少し調べてみたことを紹介します。

1904年 日本人の父とアメリカ人の母のもとロサンゼルスに生まれ、幼少期を日本で過ごし、その後アメリカに戻り青年期を過ごします。
父親はイサムが生まれる前に日本に帰国し、別の日本人と家庭を築いており複雑な家庭環境のため自分がアメリカ人なのか、日本人なのか
自分の精神的居場所がはっきりせず、よりどころのない者として気持ちがさまよっていたそうです。

そんな彼に影響力を与えたのは野口英世の言葉でした。
「医学と芸術、どちらが真理に近づけますか」と問うノグチに英世は、
「芸術の方が、より真理に近づきやすいのではないか」と言われ、
芸術家の道を選んだという逸話があります。

代表的な作品には、
チェイス•マンハッタン銀行プラザのための沈床園
ニューヨーク ウォール街にある レッドキューブ(赤い立方体)
日本の北海道 モエレ沼公園
があります。

モエレ沼公園は、数年前に実際見た時あまりのスケールの大きさに驚き感銘を受けたのを覚えています。
公園全体を一つの彫刻に見立てた最大の作品でしたが、彼は完成を見ることなく84歳でこの世を去ります。

こうしてアメリカと日本、どちらにも代表作を残し創作を通して真理を求めつづけたのでしょうか…

何か一つがきっかけで作品に興味を持ち、作家の生い立ちや生涯を掘り下げてから
また作品を見返すと何か違った視点で見れるかもしれませんね。

少し堅苦しくなりましたが、こんなアートの楽しみ方もあり。ではないでしょうか。

イサムノグチ
イサムノグチ